歴史さんぽ
2015年9月18日金曜日
須佐高山登山(2) 黄帝社
説明板によると黄帝社は中国の4000年前の皇帝で漢民族の祖とも言われている黄帝を祀っています。黄帝は東洋医学の祖、船を発明した船玉として信仰を集め、航海、造船関係者の参拝が後をたたないそうです。江戸時代は諸国の北前船が須佐湾に寄港し、船乗りは黄帝社に参拝し、船主は海上安全のため多くの船絵馬を奉納したようです。境内の狛犬の台石は船の形をしており中国大陸を向いています。この地が中国大陸と関わりの深い地だったことが伺えます。縁には不動明王も安置してありました。
黄帝社社殿(航海、造船の守り神)
狛犬阿形(台石が船型で中国大陸の方向を向いている)
狛犬吽形
不動明王
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