2015年10月15日木曜日

赤穂を訪ねて(4) 赤穂城② 近藤源八宅跡長屋門

 赤穂城大手門から城内に入り、枡形を抜けると近藤源八宅跡長屋門がありました。源八は甲州流軍学を修め、千石番頭を務めましたが、討ち入りの義盟には加わらなかった人だそうです。この建物は平成10年に「近藤源八宅跡長屋門」として赤穂市指定文化財に指定され、解体調査・発掘調査を行い、平成11年に復原整備が完了し無料で公開されています。庭には赤穂藩上水道の汲み出し枡もありました。このような汲み出し枡が武家にも町家にも設置されていたようです。内部も柱材、梁材、天井など使用できるものは極力保存されており、当時の生活ぶりを偲ぶことができました。
江戸時代の赤穂城図(いきつぎ広場の説明板より)

近藤源八宅跡長屋門(赤穂市指定文化財)

近藤源八宅跡長屋門(江戸時代後期の長屋門の長屋部分の一部)

庭に残された赤穂藩上水道汲出井戸

長屋門板間

畳の間

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