歴史さんぽ
2017年12月21日木曜日
三滝寺の魅力
11月27日に行った三滝寺の続きです。三滝寺は大同元年(806年)弘法大師が唐からの帰途「正観示現」の梵字を天然石に刻み、この地の岩窟に安置したところに始まると伝えられています。その後文政9年(1826年)「明憚」が三滝山に入山し龍泉寺を開基し観音堂、本堂、鎮守堂、鐘堂の建立に努め、その後を受けで「四鬼神」、「要憲」・・と江戸、明治、大正、昭和時代と度重なる土石流や原爆などを乗り越え現在を迎えています。三滝寺は紅葉の名所ですが紅葉以外にも何度行っても新しい発見がある魅力的な場所です。今回特に茅葺の茶堂と補陀落の庭の奥に流れ落ちる梵音の滝が印象的でした。またマンリョウの隣にセンリョウが赤い実を付けていました。近くには黄色い実のセンリョウがあります。これはキミノセンリョウという種類だそうです。初めて知りました。
三滝寺茅葺の茶堂(正面から)
三滝寺茅葺の茶堂(下から)
補陀落の庭の奥に流れ落ちる梵音の滝
センリョウ(マンリョウと違い実が上に付く)
キミノセンリョウ(実が黄色いセンリョウもある)
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