2013年9月10日火曜日

京都清水寺を訪ねて(2)

 仁王門をくぐり、早速「随求堂の胎内めぐり」を体験しました。真っ暗な中を手探りで進むと菩薩を象徴する梵字が刻まれた「随求石」のところにだけわずかに明かりが灯っています。この石を回しながら、一つだけ願いをすると叶えられるといわれています。日頃本当に何も見えない真っ暗な状態を体験することが無いので、何か異次元の世界に入ったような気がしました。次に本堂にお参りして舞台に立って下を見ました。やはり高いです。外国人が多く、英語や中国語などがにぎやかに飛び交っています。行列に並んで音羽の滝の水をいただきました。ちょうど奥の院は工事中で見ることができませんでした。観光客が少ない舞台の下の方も歩いてみました。とても京都の街のすぐ近くとは思えない静かな雰囲気の中に石像や稲荷神社がありました。
清水寺本堂内部(千手観音・毘沙門天・地蔵菩薩が祀られている)

音羽の滝(三筋の清水が流れ落ちている。たくさんの人が並んでひしゃくで霊水を受けて飲んでいる。この水を飲むと延命長寿、諸願成就のご利益があるという。私ももちろんいただいた。柔らかくてておいしい水だった。)

 観光客があまり来ない、舞台の下の小道にあった石像。「福禄寿」とか練行中の「行叡居士」の像ではないかといわれている。

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