2013年9月6日金曜日

戸河内は夏目漱石とつながっていた!

 戸河内の街を歩いていて、戸河内小学校の校門の前に石柱があり、説明板が建っていたので読んでみると、夏目漱石の「吾輩は猫である」の登場人物の甘木先生のモデルとされる尼子四郎が寄贈されたものだということでした。尼子四郎は戸河内の出身の医師で夏目漱石が「吾輩は猫である」の執筆当時住んでいた千駄木の家の近所に「尼子医院」を開業していた人物で、夏目漱石とは家庭医であり友人という間柄であったようです。尼子四郎は開業医というだけでなく、「医学中央雑誌」を創刊するなど日本の医学界の発展の大きな貢献をした人物のようです。改めて「吾輩は猫である」を読んでみると、本の内容が今までよりずいぶん身近に感じられました。
「甘木先生」のモデル尼子四郎が母校戸河内小学校に寄贈した校門

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