広島市南区黄金山に登る（１）

　安佐北区は寒いので南区の黄金山に登ることにしました。黄金山はかつて仁保島城があった山です。車では何回か登ったことがあるのですが、今回は歩いて登ることにしました。まず、仁保公民館に行って、仁保郷土史会が作成された「仁保～黄金山　まちあるきマップ」をいただき歩き始めました。地図はとても分かりやすく作られており助かります。仁保小学校校門横に本郷　新制作の母子像がありました。仁保小学校１１５周年記念に設置されたようです。そこから地図に従って団地の中の道を進むと、野山に着きました。説明版によるとこのあたりは戦国時代たびたび戦場となったところだそうです。特に厳島合戦の時には大激戦があったようです。そこからいよいよ山に入ります。途中お堂があり、そこにマイクを持ったユニークな地蔵様がいました。カラオケ地蔵とでもいうのでしょうか。拝むと歌が上手になりそうです。これから忘年会で歌う人は是非お参りされたらいいかも。桜の木がずっと続いています。千本桜というのだそうです。皇太子（現在の天皇）のご成婚記念に地域の人々の手で４２００本も植えられたのだそうです。春には黄金山がピンク色に染まります。

黄金山（かつて仁保島城があった）

母子像（本郷　新作）仁保小学校１１５周年記念として設置された。

野山（古戦場）このあたりはたびたび戦場となった。

野山に設置されている地図

登山道の途中で見つけた「カラオケ地蔵？」拝むと歌が上手になるかも。

「千本桜」　昭和３４年皇太子（現在の天皇）のご成婚を祝し植えられた。