2014年6月2日月曜日

奥出雲たたらの里を訪ねて(6) 金屋子神社

 たたら製鉄が行われている地域には金屋子神社があります。その全国1200社を数える金屋子神社の総本山が安来市広瀬町にあります。さすがに建物の組み物や彫刻は立派で風格があります。現在でもたたら製鉄を始め、鉄に関わる仕事の人々の信仰を集めています。風化が進んでいますが境内にある出雲構え型の狛犬も迫力のある立派なものです。
金屋子神社本殿(全国1200社の金屋子神社の総本山)

金屋子神社拝殿

金屋子神社の社殿は明治14年の建造

拝殿前の狛犬(出雲構え型 来待石製か)

2 件のコメント:

  1. 金屋子神社が1200も! ということは、全国にたたら製鉄が1200か所あったということですよね?
    スゴイ数ですね。 今は、どのくらいに減っているのでしょうね。。。

    さすが本殿だけあって、木組みが素晴らしいですね。宮大工さんの心意気を感じます!

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  2. kumikoさん、たたら製鉄は現在は全国でただ一つ、日刀保たたらが操業しているようです。たたら製鉄でつくる玉鋼が全国の刀匠に供給され日本刀が打たれているそうですよ。

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