歴史さんぽ
2014年6月27日金曜日
可部を訪ねて 福王寺(2)
福王寺の仁王門には古びた仁王像があります。長年風雨にさらされ、かなり破損していますが、力強い彫りです。仁王門をくぐり石段を上ると、金堂がありました。この金堂は1977年落雷により焼失し1982年に再建されたものです。前に参拝したときは堂内にと伝わる空海作立木の不動明王像があったのを覚えています。現在は新しく安置された不動明王像の胎内に納められているそうです。広い福王寺の境内を歩くと汗が引いてとてもすがすがしい気分になりました。境内には広島市指定天然記念物の燈明杉がそびえ立っていました。かつては5本あったそうですが、今は3本になっています。枯れた木の切り株から新しい命が生まれていました。
福王寺仁王像阿形(かなり朽ちているが力強い)
金堂(1977年落雷により焼失1982年再建。内部にあった空海作と伝えられる立木の不動明王も焼けたため、新しく安置された不動明王像の胎内に納められている。)
鐘楼
広い福王寺の境内
燈明杉(かつては5本あったが、2本枯れ3本になっている。市指定天然記念物)
枯れた杉から新しい命が生まれている。)
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