歴史さんぽ
2018年5月22日火曜日
倉敷を訪ねて(8)大原美術館のエピソード
今回は美術館の中には入らず、庭などを案内していただきました。中庭の「モネの睡蓮の池」ではスイレンがきれいなピンクの花を咲かせていました。このスイレンはあのモネの庭の池に咲いていてモネの代表作となっている「睡蓮」のモデルとなっている花の子孫です。美術館の窓が塗りつぶされています。これは昭和45年に名画が盗難に遭いその後塗りつぶされたようです。しかしそのニュースで大原美術館が有名になり、入館者が増えたそうです。皮肉なものですね。美術館正面のロダンの「カレーの市民」という作品には足元に確かにロダンのサインがあります。左右の作品は戦時中の金属類回収令による供出を当時の館長達の努力により免除され、現在もこうして美術館を訪れる人々を迎えてくれています。
モネの庭に咲いていたスイレンの子孫
塗りつぶされた美術館の窓
美術館前に立つロダンの「カレーの市民」
確かにロダンのサインが書かれている
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