2018年5月24日木曜日

倉敷を訪ねて(10)旧大原家住宅(語らい座大原本邸)

 旧大原家住宅は江戸時代後期に建てられたと推定され国の重要重要文化財に指定されています。今年4月1日より「語らい座大原本邸」として公開されています。先ず玄関を入るとたくさんの言葉が降りそそぐ不思議な空間が現れました。五代目以降の各代が残した言葉の数々です。それをくぐると人間関係樹がありました。多くの有名人との交流があったことが分かります。大原孫三郎と家族との間で交わされた手紙の映像が映し出されてもいます。母屋と中倉の間の通路に出て、各中倉を巡ります。大原家の歴史や孫三郎の遺品、蔵書等が各倉に展示してあります。蔵書に囲まれてコーヒーを飲むことができる倉もあります。離れ座敷からよく手入れされた庭を眺めると暑さを忘れました。孫三郎もこの景色を眺めながら思いをめぐらしたことでしょう。

旧大原家住宅玄関

土間(ふりそそぐ言葉)

土間(つみあがる必然)

母屋と中倉群の間の通路

離れ座敷から庭を見る

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