5月20日 北広島町教育委員会主催の史跡ハイキングに参加して北広島町新庄にある小倉山城跡とその周辺を訪ねました。今回は広島県立歴史博物館の木村信幸氏に案内していただきます。小倉山城は南北朝末期に吉川経見が築いた城です。先ず向かったのは中世の新庄市跡でした。この地は近世の新庄市跡とは位置が変わっています。短冊型の地割が見られます。石見国への交通の要所に位置し、この地域の商工業の中心として栄えたようです。そこから向かったのは西禅寺跡です。西禅寺は吉川氏の菩提寺で、多くの塔頭を持つ臨済宗の大寺院であったようです。1542年に大内義隆が尼子攻めを行ったときには、この寺に寄宿しています。キショウブがきれいに咲いたショウブ園脇の道を通って小倉山城跡に向かいます。
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小倉山城とその周辺案内図より |
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中世の新庄市跡 |
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西禅寺跡(大内義隆も寄宿した) |
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キショウブがきれいに咲くショウブ園 |
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