2018年5月23日水曜日

倉敷を訪ねて(9)大原邸別館(有隣荘)

 大原邸別館(有隣荘)は大原孫三郎が病弱の妻のために昭和3年に建てたそうです。屋根瓦の色が中国風です。孔子廟がモデルになっているそうです。この緑色の瓦は特殊な釉薬が使われ、今のお金でなんと1枚3万円もしたそうです。外塀の基礎の石は高松城の石垣の石で、その凸凹に合わせて分厚い腰板が取り付けられていて隙間がありません。そういえば矢穴も古いものです。細かいところまで配慮されています。この別邸の総建築費は大原美術館の建築費より5倍位高かったと聞いて驚きました。
大原邸別館玄関

大原邸別館外塀

塀の基礎石は高松城の石垣の石。石の凸凹に合わせて腰板が取り付けられている

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