2013年6月1日土曜日

広島の橋(5)相生橋

 本川と元安川との分岐点に架かる橋が相生橋です。この橋は1878年明治になってから木橋として架けられたのが最初です。初代の橋は1919年に洪水により落橋し、1932年に架け替えられ1940年に連絡橋が鋼鈑桁橋となり、T字型となりました。その2代目の橋はT字型のその独特の形が目印となり、原爆投下の目標点となったといわれています。原爆投下による落橋は免れましたが、爆心地に近いため、この橋の近くで多くの方が亡くなられました。現在の橋は1978年に起工し1983年に竣工したものです。
T字型の独特の形の相生橋

相生橋の下



初代親柱(相生橋東詰 原爆ドーム近くに設置されている。初代相生橋はこの位置にあった。)


2代目親柱(相生橋連絡橋南詰平和記念公園内に設置されている。)

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