2013年6月18日火曜日

宮島を訪ねて(2)町家

 江戸、明治、大正から昭和初期の町家を見せていただきました。宮島には様々な町家がありますが、狭い空間を生かした様々な工夫がされていました。屋根の勾配が緩いこと。半蔀と格子の表構え。間取りは一列三室「ミセ、オウエ、ザシキ」となっていることなどが、宮島の古い町家の特徴だということです。
古い家が並ぶ町家通り

古い町家には「オウエ」があり、大きな神棚があり居間のような役割を果たしている。

 「オウエ」には天井はなく吹き抜けになっている。光をうまく取り入れている。柱や梁が美しく組み合わされている。一本の釘も使われていないという。

家の中に井戸もある。きれいな水がたまっていた。


 「坪庭」 狭い空間だが、木々や手水鉢・灯篭が潤いを与えるだけでなく、涼しい空気を部屋に送っている。暑い日であったが、クーラーがなくても過ごせる温度であった。


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