2020年1月10日金曜日

二葉の里歴史の散歩道を歩く(5)才蔵寺

 二葉の里歴史の散歩道の東の端、旧西国街道(山陽道)の才蔵峠の麓に才蔵寺があります。寺への参道石段下に道標や才蔵寺の標柱が建っています。石段を上り境内に入ると、2004年に建てられた可児才蔵像が立っています。この像の除幕の時は私もその場にいました。才蔵の子孫の方も来ておられました。可児才蔵は槍の才蔵といわれ前田利家や福島正則に仕えた武勇の優れた武将でしたが、福島正則に従って広島にきてからは、味噌を配ったり、作り方を教えたりして庶民の生活を助けたり、晩年は仏門に入り、人々の脳病平癒の治療などをして社会奉仕に尽くした人物です。そこで寺に安置されている地蔵の頭に味噌を供えて祈願すれば受験合格が叶うといわれるようになり、受験シーズンにはたくさんの味噌が供えられています。
旧西国街道才蔵峠麓のある道標と才蔵寺の標柱

才蔵寺への参道石段

2004年に建てられた可児才蔵像

可児才蔵墓標とミソ地蔵(味噌が供えられている)

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