2020年1月14日火曜日

二葉の里歴史の散歩道を歩く(9)饒津神社

 明星院の東隣は饒津神社です。天保6年(1835)、浅野斉粛が、始祖長政を祀るために創建した神社です。参道には家臣が寄進したたくさんの石灯籠が並んでいます。127基あるそうです。狛犬が後ろ脚を挙げて迎えてくれました。茅の輪を潜り参拝。そして福神の恵比須天に手を合わせました。これで七福神すべてお参りしました。神社の案内板に被爆直後の写真がありました。この神社は爆心地から1800m。すべての建物が焼失しましたが、順次復元され現在の姿になりました。原爆に耐えた松も年々枯れて、最後の1本も平成15年(2003)に枯れましたが、その切り株が公開されています。年輪を見ると被爆から24年間でわずかしか成長していないことが分かります。 
饒津神社の参道に並ぶ石灯籠

狛犬が片足を挙げて迎えてくれる

再建された社殿

福神は恵比須天

被爆直後の饒津神社

枯れた被爆松の切株

被爆後24年間でわずかしか成長していない

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