2015年6月18日木曜日

萩往還を歩く 天花坂口~国境の碑(3)

 六軒茶屋跡で一休みして、また石畳の坂道を上ります。しばらく進むと一里塚跡に着きました。ここが丁度萩から6里三田尻から6里の中間点になります。石が積んでありますが、これは復原したものだそうです。旅人が一貫文を入れた財布をこの石の上に忘れたが帰りに寄ってみたらそのままあったということからこの名が付いたという一貫石前を通り、キンチヂミの清水に着きました。とても冷たい水で飲むと男のあそこが縮み上がるほどだということから、この名がついたようです。大正初年ごろ(1910年ごろ)までこの水を利用して砂糖味と醤油味のところてんが売られていたようです。この急坂を汗を流しながら上ってきた旅人にとってたまらない味だったことでしょう。
石畳道は続く

一里塚跡復原(丁度この地が萩~三田尻の中間点)
萩往還断面図(説明板より)

 一貫石(往還道の上の大石の上で休んだお伊勢参りの旅人が、一貫文が入った財布を置き忘れ、帰りに寄ったところ、そのままそこにあったことから、この名が付いたという)

 キンチヂミの清水(この湧水はとても冷たく、飲むと男のあそこが縮み上がるほどだということから名付けられたという。)

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