2016年7月21日木曜日

東広島市を訪ねて(7)白市①

 今回最後に訪れたのは白市です。白市は戦国時代に白山城が築かれたことをから城下町、市場町として栄えた起伏に富んだ低丘陵地帯に広がる街です。中でも木原家は酒造業や塩田業を営む豪商でした。現在は江戸時代初期の寛文5年(1665年)に建てられた主屋の他、蔵や井戸、庭園の一部が残され国の重要文化財に指定されています。駐車場から江戸時代のたたずまいが残る町並みを歩いて坂道を上ると白壁の旧木原家の建物が見えてきました。前回来たときは休みで内部を見ることができなかったのですが、今回は中に入り東広島郷土史研究会の会員さんに建物についての説明を詳しく聞くことができました。玄関を入ると広い土間、土間にはかまど、入口に近い所には畳を敷いた店の間があります。
白市 旧木原家住宅(江戸時代初期の町屋)

旧木原家内部(土間と板間)

かまど

店の間

0 件のコメント:

コメントを投稿