2018年1月8日月曜日

広島市西区草津を歩く(9) 浜町に向かう

 草津八幡宮から草津浜町方面に向かいます。途中舟板塀の家の前や遠見遮断の道を通って宮島街道を渡ります。遠見遮断は戦の時遠くが見通せないように作られたジグザグの路地で中世の城下町の名残のようです。この辺り袖うだつのある家がまだ残っています。草津橋の西詰に案内板と思案橋の石柱が建っていました。草津橋が思案橋といわれた時期もあったようですが、思案橋はこの地より少し上流の橋で、かつて広島城下から宮島、月見ノ浜、草津梅林、井口の小己斐明神へ参詣しての帰り、そのまま城下に帰るか鍛治屋町で一杯飲んで帰ろうかと思案したので「思案橋」の名が付いたといわれているそうです。今の広島だとどの橋が思案橋になるでしょう。カープの試合を観ての帰り駅前大橋というところでしょうか。
舟板塀の家

古い舟板をうまくつなぎ合わせている

遠見遮断

草津橋(この橋が思案橋といわれた時期があった)

思案橋の石柱

2 件のコメント:

  1. 舟板塀って味わいがあっていいですね。
    懐かしい感じがします。

    今年もよろしくお願いします。

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  2. riri様 今年もよろしくお願いします 舟板塀の家や茅葺の家、うだつのある町家など味わいのある家がどんどん減っているので、出来るだけ写真を撮っておこうと思っています。保存してほしいところですが古い家に住み続けることはなかなか大変なようですね。

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