2018年1月9日火曜日

広島市西区草津を歩く(10) 浜町①

 草津浜町には胡子神社がありました。1505年に建立された神社で祭神は恵比須神、事代主神です。鳥居はもとの魚市場恵比須神社にあったものだそうです。元の魚市場の方に歩いていくと福満稲荷と地蔵がありました。福満稲荷は江戸時代、井久田家に祀られていたようで、幕末の長州征伐の時などにいろいろ移転し、太平洋戦争後この位置に移され現在に至っているようです。地蔵はルーツはよく分からないが明治時代の創建で、宮島にいたお相撲さんの守り本尊であったという伝承があるようです。その向かいに一本松の切り株と石碑がありました。1821年旧草津港を抱くように埋め立て、記念に一本の松を植えた。この松を目印に船は港に出下りしていたということです。ここに舟役人の番所があり「御場所」といわれていたようです。草津では「歴史の散歩道」に草津まちづくりの会により「草津まちなみ探訪マップ」や案内板が建っていてとても分かりやすく楽しく歴史散歩ができます。
胡子神社(1505年建立)

福満稲荷と地蔵

一本松と石碑

草津まちなみ探訪マップ(草津まちづくりの会)

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