2014年2月15日土曜日

安佐南区祇園界隈を巡る(4) 熊野神社

  熊野神社に行きました。この辺りに家屋を建てるとよく火災が発生するので天文年間(1532~1555年)に領主武田氏が社殿を創建し、ご祭神を勧請して祭礼を行ったところ、火災が起こらなくなったので、住民は火防の神として篤く崇敬したということです。この神社の本殿は1945年8月6日の原爆投下にも耐えた被爆建物です。境内にある天保7年(1836年)奉納の石灯籠の土台石には盃状穴が見られます。何のために彫られたのか謎ですが、何らかの願いを込めて彫られたのではないかという説があります。
熊野神社(通称新宮社)

熊野神社本殿(被爆建物 爆心地から4800m)

天保7年(1836年)奉納の石灯籠

石灯籠の土台石には盃状穴が見られる。何のために彫られたものだろうか。

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