2014年3月13日木曜日

広島東照宮を訪ねて(2)

 広島東照宮の鳥居をくぐり、並んだ石灯籠の間を歩いていくと、高い石段があり、その上に唐門があります。向かって左側の高い石垣は布積みで美しく積み上げられています。お城の石垣のようです。慶安元年(1648年)の創建当時、城づくりに携わった高い技術を持つ石工集団が城づくりが一段落し寺社の仕事も手掛けるようになったのでしょうか。唐門と翼廊は原爆で傾きましたが、倒壊を免れたそうです。平成20年から24年にかけて修繕工事が行われ、創建当時の面影が戻っています。唐門の彫刻も見事です。日光東照宮の彫刻が有名ですが、このような彫刻がたくさんあるのでしょう。是非行ってみたいものです。
広島東照宮唐門と翼廊(原爆で傾いたが倒壊を免れた。修復され建築当時の面影が戻っている。)

布積みの美しい石垣 (城の石垣を築いた石工集団の仕事だろうか。)

唐門表側の彫刻(獅子と牡丹は縁起の良い組み合わせ)

唐門裏側の彫刻(美しく彩色されている。縁起の良い鳳凰と桐が彫刻されている。)
唐門左に復元されはめ込まれている蝦蟇仙人

唐門右にはめ込まれている鉄拐仙人

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