2015年2月11日水曜日

三原市を訪ねて(4) 極楽寺

 松寿寺に隣接する極楽寺に行きました。この寺は1237年に創建された浄土宗の寺です。最初は本郷、次に糸崎そして、この地に移築されたのは江戸時代の寛文年間(1661~1672)です。山門は元は高山城の裏門で三原城築城の時、城下の町奉行所の門として使われてきました。その後、幕末には三原小学校の前身である亦楽舎(えきらくしゃ)の門として使用された後、明治11年、この地に移築されたものだそうです。本堂は向拝を設けない簡素な造りであり、全体的に素朴な構成で統一されている建物です。 境内には坂村真民の詩碑が建っていました。創建750周年を記念して建てられたようです。たくさんのお墓の前に立つ「二度とない人生だから」という詩は胸にしみました。
極楽寺山門(元は高山城裏門)三原市重要文化財



極楽寺本堂(広島県重要文化財)

坂村真民の詩の石碑

坂村真民の詩碑「二度とない人生だから」

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