2015年2月15日日曜日

三原市を訪ねて(8) 三原城の石垣 和久原川水刎

 三原城跡にある三原駅周辺に戻ってきました。三原城は小早川隆景が築いた城で、海に向かって船入を開き、城郭兼軍港としての機能を備えた名城で満潮時には海に浮かんだように見えることから浮城と呼ばれたようです。この城の石垣には新高山城から運んできた石も使われているようです。説明板によるとこの石垣はアブリ積という特殊な積み方がしてあるようです。少し東に流れる和久原川に三角に突き出た石垣があります。水刎と言って川の流れを弱める役と流れる方向を変えて、三原城の「東築出」の用地を確保するために築かれたものです。三原石工の高い技術が伺えます。最後に三原駅北口にある小早川隆景像に別れを告げて帰途に着きました。
三原城跡(小早川隆景が築いた)

三原駅の下になった天守台石垣

和久原水刎(川の流れを弱めたり、流れの方向を変える役割)

和久原川水刎(

小早川隆景像

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