2015年2月3日火曜日

三原市 本郷新高山城を訪ねて(6) 詰め丸跡

 今日は節分。イワシを食べ、豆まきをして私の中に棲む「貪・瞋・痴」三毒の鬼を毎年追い払うのですが、この鬼なかなか手ごわく、すぐに帰ってきてしまいます。困ったものです。さて新高山城の続きです。本丸東端の櫓が建っていたらしい詰の丸に行く道には石垣が残っています。石を割る時にできる矢穴も見られます。三原城が建てられる時、新高山城の石はことごとく運ばれたと言われていますが、残されたものもあります。頂上からは高山城跡や本郷の街、沼田川、西国街道などが手に取るように見えます。この城が城を築くのに絶好の地だったことがよく分かります。小早川隆景もここからこの眺めを見たのかと思うと感慨深いものがありました。しかし小早川隆景というとどうも昨年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」で小早川隆景役の鶴見辰吾と重なってしまうのは私だけでしょうか。頂上(詰の丸)には、たくさんの石仏群がありました。
本丸に残る石垣(矢穴も見られる)

本丸跡からの眺め(本郷の街や高山城跡が手に取るように見える)

詰の丸の石仏

詰の丸石仏

0 件のコメント:

コメントを投稿