2015年2月14日土曜日

三原市を訪ねて(7) 順勝寺山門→西惣門跡→三原八幡宮

 宗光寺から西国街道を更に西に向かうと順勝寺前を通りかかりました。順勝寺の山門はかつて三原城内にあった奉行所の門を移築したもので、貴重なものです。さらに西に向かって進むと西惣門跡の石柱がありました。そのすぐ先に三原八幡宮がありました。この神社は1510年に創建されましたが、1575年小早川隆景によりこの地に移されたようです。早速玉乗り型の狛犬が迎えてくれました。大正4年に奉納されたものです。石段を上りきったところに、2組目の狛犬がいました。これは丸い台座に乗っていて、全身の毛が渦巻いています。文政12年(1829年)に奉納されたものです。このタイプの狛犬はあまり見たことがありません。どこで作られたものでしょうか。茅の輪をくぐって社殿前まで行くと3組目の狛犬がいました。これは尾道石工が制作し明治39年奉納されたものです。三原八幡宮境内からは西国街道がよく見えました。
順勝寺山門(三原城内にあった奉行所の門)

西惣門跡の石柱

三原八幡宮

三原八幡宮参道狛犬阿形(大正4年奉納)

尾道玉乗り型参道狛犬(吽形)

石段を上りきった所にある狛犬 阿形(文政12年奉納)

吽形(丸い台座の上に座っている)

拝殿前の狛犬(明治39年奉納)

吽形(尾道石工の制作)

三原八幡宮(社殿の前に茅の輪が設置されている)

境内から三原城に向かってまっすぐのびる西国街道がよく見える

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