2016年10月19日水曜日

村上海賊を訪ねて(8) 能島上陸&潮流クルーズ④ 二の丸・本丸・矢櫃・鯛崎島

 二の丸は本丸を取り巻くように帯郭となっています。櫓か住居跡・倉庫跡のような柱穴が発見されています。しかも複数回立て替えられているようです。本丸では掘立建物の柱建物が建っていたようです、物見櫓と考えられているようです。また、ここでは素焼きのかわらけの破片が一万点以上出土したそうです。 儀礼や宴会の場所と推定されています。北側には矢櫃と言われる出丸のような場所があります。弓の稽古場や武器庫があったと伝わっています。東南出丸から鯛崎島が見えます。鯛崎島には出丸があったようです。吊り橋のようなものでつながっていたといわれていますが、遺構が無いのではっきりしません。能島は海城ですがやはり矢竹が生えていました。城は無くなっても矢竹は命を繋いでいます。


二の丸(帯郭になっている)

本丸(素焼きのかわらけの破片が一万点以上出土 儀礼や宴会の場所か)

矢櫃(弓の稽古場や武器庫があったと伝わっている)

鯛崎島には出丸があった(吊り橋のようなものが架かっていたと言われているがはっきりしない)

矢竹が生えている

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