10月15日 宮島を訪ねました。千畳閣にあるという算額を見ることと、厳島神社の菊花祭で奉納される舞楽を鑑賞するためです。先ず、千畳閣に行きました。算額はそこにありました。本物は非公開となっているので、昨年和算の研究者により奉納されたレプリカを見ました。算額は文政10年(1827年)に檜山義況の弟子たちが厳島神社に奉納したものらしい。数学が苦手な私にはこの問題は解けそうもありませんが算額は難しい問題が解けたことを感謝し、ますます勉学に励むことを祈願して奉納されたものだということです。八木用水を開削した桑原卯之助が、檜山義況に学んだ測量技術を生かして工事を成功させたことを知り、今までの不明を恥じる思いでした。
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昨年10月に奉納された算額のレプリカ |
算学者檜山義況の弟子たちによって文政十年(1827年)に奉納された「算額」(レプリカ)
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