2013年10月24日木曜日

西国街道 赤坂~神辺間を歩く(3)

 赤坂から神辺に向けてどんどん歩いていくと、旧一本松跡がありました。この地に昭和60年(1985年)まで一本松といわれ親しまれていた街道松があったそうです。残念ながら松くい虫に侵され枯れたそうです。一本松跡にある石仏は松の木の下にあったものでしょうか。この区間は地神の石塚とともに石仏も路傍にたくさんあり、地域の人に大切に祀られています。またしばらく歩いて行くと湯傳稲荷神社がありました。お参りして境内をみると、ここにも地神と書いた石塚がありました。さらに歩いていくと一里塚跡の大きな榎が見えてきました。この榎は大きな洞が幹にできていましたが、西国街道唯一の街道榎として生き抜いている榎です。これからも長く道行く人を見守ってほしいものです。

旧一本松跡(かつて一本松といわれ親しまれていた街道松が昭和60年に枯れたため切り倒された。)

街道沿いにある湯傳稲荷神社

湯傳稲荷神社境内にある地神と刻まれた石塚

山手一里塚跡(大きな洞ができているが西国街道唯一の塚榎として生き抜いている。)

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