福山名産のクワイ畑の写真を撮ったりしながら、ひたすら歩いていくと郷分土手に着きました。ここからは土手に沿って芦田川をさかのぼります。郷分土手は芦田川の洪水を防ぐため改修を繰り返した歴史の証人でもあります。土手にはセイタカアワダチソウとススキのせめぎあいの様子が見られました。かつては一面ススキが生い茂っていたはずですが現在はセイタカアワダチソウに圧倒されています。二本松があった場所には、この地で行き倒れになった旅人のために地域の人が祭祀した地蔵様がありました。説明板によると、この地蔵様は洪水で流され埋まっていたものが65年ぶりに掘り起こされ、またこの地に祀られているのだそうです。
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クワイ畑(福山はクワイの名産地) |
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郷分土手のセイタカアワダチソウ(芦田川は幾度となく水害を起こし、改修されかさ上げされてきた。西国街道はこの土手の背後に続く。)
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街道脇にあった二本松の跡。(二代目の松が植えられている。) |
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二本松のところで病で倒れ地域の人の看病のかいもなく亡くなった人を弔うために祭祀された地蔵様。説明板によれば洪水で流され土中に埋もれていたものが65年ぶりに掘り起こされ再びこの地に安置されたという。
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