歴史さんぽ
2015年8月12日水曜日
三次市作木町岡三淵 茅葺屋根の家「殿敷」
三次市作木町に茅葺の立派な家があるという情報が作木川の駅にあったので行ってみました。山の中の細い道を行けども行けども着けません。本当にこの道で大丈夫だろうかと不安になりかけた頃、峠を越えてパッと開けた山間の集落にそれはありました。なるほど立派な家です。説明板によると、この家はかつて庄屋であった三上家の建物で南北朝時代から室町時代頃島根県赤来あたりを領した武士であったが、戦いに敗れこの地に逃れ、この家の元祖となったようです。築500年だそうです。家の入口に荷車のオブジェがあります。この家は映画にもなった山代 巴の小説「荷車の歌」の舞台となった家のようです。子どものころ映画を観た覚えがあります。もう一度観たくなりました。
殿敷茅葺屋根の家
かつて大庄屋だった三上家
築500年(現在は交流施設として利用されている)
ずっと残しておきたい風景
この家は小説「荷車の歌」の舞台となった
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