歴史さんぽ
2015年7月18日土曜日
萩往還を歩く 防府天満宮~三田尻(4) 萩狛犬ー石鳥居ーらんかん橋
防府天満宮社殿から石段を下りて二の鳥居前まで来ると萩狛犬がいました。この狛犬は
萩の石職人により防府・大宰府・北野天満宮に奉納されたものの一つです。萩にも腕の良い石職人がいたようです。大宰府、北野天満宮を訪ねたとき仲間の狛犬を探してみることにしましょう。北野天満宮の狛犬は
禁門の変後、
長州ゆかりの狛犬だというので会津藩士が倒そうとしたところ突如の雷があり、天神様の祟りと恐れた藩士が逃げ去り、破壊を免れたという逸話があるそうです。県内最古最大という石鳥居をくぐり、いよいよ往還道を歩き始めます。少し歩くと、らんかん橋まで来ました。このあたりが立市といい、
天満宮の鳥居前町として最も古くから発達した宮市発祥の地です。説明板に当時の繁栄の様子を描いた防府町図屏風の写真が掲示してありました。
萩狛犬(萩の石職人により防府・大宰府・北野天満宮に奉納されたものの一つ)
二の鳥居の前後に設置された狛犬
一の鳥居は山口県最古最大の石鳥居(県指定有形文化財)寛永6年(1629年)制作
立市・らんかん橋(天満宮の鳥居前町として最も古くから発達した宮市発祥の地)
防府町図屏風(阿弥陀時蔵)説明板より
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