2014年6月18日水曜日

京都を訪ねて 高雄・槇尾・栂尾 三尾を巡る 西明寺

 赤い欄干が緑に映えて美しい指月橋を渡って西明寺に向かいます。また石段を上ると表門に着きました。門前に立っている説明版によると、天長年間(824~834年)に弘法大師の高弟 智泉大徳が神護寺の別院として創建したと伝えられる寺です。現在の本堂は徳川綱吉の生母桂昌院の寄進により元禄13年(1700年)に再建されたと伝えられているそうです。苔むした灯籠や宝篋印塔がある趣のある境内を歩いていると柱の上に馬が乗っている石の塔がありました。ライオンが乗っているアショカピラーに似ているが馬は見たことがないので帰ってネットで検索してみると「狛犬ネット」というサイトに大正時代の始め頃小松寅吉という石彫の名人により制作された「阿育王の柱」と書かれていました。阿育王はアショカ王ですからアショカピラーはライオンだけではなかったのですね。勉強になりました。
清滝川に架かる指月橋

西明寺表門(1700年建立京都市指定有形文化財)

西明寺境内(苔むした石灯籠や宝篋印塔)

西明寺本堂(1700年桂昌院の寄進により再建)

西明寺庫裏

 庫裏の横に建っている不思議な馬の塔 アショカピラーに似ているが柱頭はライオンではなく馬??(ネットで検索してみると「狛犬ネット」というサイトにこれは小松寅吉という人が制作した「阿育王の石柱」だと書いてあった。)

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