2015年4月16日木曜日

竹原・尾道を訪ねて(2) 竹原松阪邸

 松阪邸に入ってみました。松阪邸は江戸末期の建築を明治12年に現在の形に改築したもので、竹原の町並み保存地区でも一際目立つ建造物です。製塩業、酒造業、醸造業、薪問屋、石炭問屋など幅広く経営して財を成したようです。てり・むくりを持った唐破風の屋根、二階の菱格子の窓、彫刻を配した出格子、うぐいす色の漆喰壁の立派な建物です。屋敷の中に入ると、数寄屋風に統一された座敷、座敷のガラス障子から見える中庭の落ち着いた風情に心が休まりました。かつての竹原の繁栄振りが伺えます。
             市重要文化財松阪邸(てり・むくりを持った唐破風の大屋根、二階の菱格子の窓、彫刻を配した出格子、うぐいす色の漆喰壁の豪邸が竹原のかつての繁栄振りを伺わせる)

数寄屋風の座敷のガラス障子から庭を見る

松阪家は塩田経営などで財を成した

江戸末期の建築を明治12年に現在の形に改築


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