被爆建物「旧中国配電部変電所」があるはずと思っていってみると、建物はすでに無く、モニュメントが建っていました。案内板によると旧中国配電部変電所(E.R.E宇品御幸ビル)は爆心地から約4㎞離れていて、鉄筋コンクリート造二階建てのこの建物の被害は、窓ガラスが破損した程度で済みました。被爆当時の姿をとどめたこの建物は、その後も中国電力(株)宇品変電所として電力の安定供給に貢献し続けてきたが平成6年新変電所の完成に伴いその用を終えたとのことです。このモニュメントは被爆当時の建物の入口庇受け3ヶ所と入口階段踏み石の一部で令和2年3月19日に作成したもののようです。裏に回ってみるとなんとごみ集積場として使用されていました。
被爆建物 E.R.E宇品御幸ビルモニュメント
被爆当時の入口庇受け3ヶ所と入口階段踏み石の一部で作成 ゴミ集積場として利用されている 被爆当時の旧中国配電部変電所(案内板より)