安佐北区安佐町毛木を歩きました。毛木公会堂は大正時代に建てられ、地域の集会施設として利用されてきた建物です。しっかりした造りなので今でも地域の人に利用されているようです。石を高く積み上げた灰屋がありました。肥料にするための灰を作った建物です。今では灰は作りませんが昔の農具が保管されていました。墓に宝篋印塔の笠の部分が置かれています。墓の持ち主の方に訊いてみると、もう少し高い所にあったのをこの地に移したのだそうです。すぐ近くに戦国時代の毛木城の跡があるので関係がある人物の墓かもしれません。向因寺観音堂は言い伝えによると、昔太田川に流れ着いた観音像が見つかり地域の人で供養したのが始まりということです。
毛木公会堂 灰屋(はんや) 昔の農具が保管されている 宝篋印塔の笠の部分が見られる 向因寺観音堂