2016年9月30日金曜日

中国 桂林を訪ねて(16) 龍勝の小学校

 昼食後、自由時間に少しレストランの周辺を歩いてみました。小学校らしい建物がありました。今日は月曜日ですが子どもの姿が見えません。そういえば家の近くで遊んでいる子がいました。ガイドさんに聞いてみると小学校は昼休憩が3時間あって昼ご飯は家に帰って食べるのだそうです。レストランに帰ってみると昼休憩の時間を利用して小学生がお年寄りの指導で藁沓づくりの課外活動をしていました。こうして民族の伝統技術が伝承されているのでしょう。
小学校(月曜日の昼なのにグランドにだれもいない)

小学校(校舎にも子どもの姿も声もしない)

家の近くで小学生が遊んでいる

昼休憩中の課外活動(藁沓つくり)

2016年9月29日木曜日

中国 桂林を訪ねて(15) 龍勝・龍脊棚田①

 バスで急な坂道を上って龍勝・龍脊棚田(梯田)入口に到着しました。駐車場からは歩いて棚田見学に向かいます。途中の道脇ではチワン族やヤオ族が刺繍したランチョンマットなどの土産物を売っています。展望台に着くと目の前に広大な棚田が広がっていました。この棚田は標高300~1000mの斜面に元代から清代に約700年かけて開墾されたものです。古い民家を改造したレストランで田舎料理をいただきました。日本の家庭料理に似た優しい味です。
龍勝・龍脊棚田入口に到着

棚田には歩いて行く

途中の道脇では土産物を売っている

目の前に広大な棚田が広がる

民家を改造したレストラン

レストランで田舎料理をいただく

2016年9月28日水曜日

中国 桂林を訪ねて(14) 龍勝・龍脊棚田への車窓から 

 今日は龍勝・龍脊棚田を見に行きます。バスで3時間位かかるようです。しかし車窓から街の人々の様子や風景を見ていると退屈しません。外で食事をしています。桂林ではほとんど家で朝食を食べないそうです。安くておいしいビーフンを外食する人が多いそうです。少し大きい建物の前には唐獅子があります。角がある変わった形の唐獅子やライオンそっくりの唐獅子。オヤ!このライオンは阿吽になっています。阿吽は日本だけではないことがわかりました。どんどんバスが進むとしだいに田園風景が見られるようになってきました。コンバインで稲刈りをするようになる前の日本の稲刈りとそっくりの風景が現れました。バスは駐車場に着きました。ここでリムジンバスに乗り換えて棚田に向かいます。
朝食は外食(ビーフンが安い)

角がある唐獅子

ライオン像(阿形)

ライオン像(吽形)

稲刈りが始まっている(日本でもかつてよく見られた風景)

龍脊棚田駐車場(ここでリムジンバスに乗り換える)

2016年9月27日火曜日

中国 桂林を訪ねて(13) 朝の散歩(西山公園)

 12日朝やっと晴れたので、ホテルの周りを散歩をしました。するとたくさんの散歩スタイルの人が公園らしきところに入っていきます。正門は閉まっていますが脇の入口から自由に入れるようです。その前に門前に唐獅子があるのが目につきました。近づいてみると子連れ唐獅子です。親獅子に甘える子獅子の姿が実に可愛いので気に入りました。中に入ってみると池があります。桂林西湖というのだそうです。広島の縮景園の跨虹橋に似た石橋も架かっています。この池も西湖を模したものでしょう。西湖を模した公園ということでは、広島の縮景園と兄弟のような公園です。園内では市民が自由に体操をしたり独楽のようなものの練習をしていたり、鯉に餌をやったりしていました。日の出を石橋を渡る人をいれて撮ってみました。珍しい黄色いヒガンバナも咲いていました。
西山公園

子連れ唐獅子

子獅子の甘え方が可愛い

桂林西湖

独楽の一種の練習(公園内では市民がそれぞれの過ごし方をしている)

鯉に餌をやる親子

桂林西湖の日の出

黄色いヒガンバナ

2016年9月26日月曜日

中国 桂林を訪ねて(12) 市場

 桂林市内に戻り、夕食後市場の見学をしました。私は初めていく土地ではその土地の産物や暮らしが良く見えるので市場に行くのが好きです。場外ではとうもろこしやナス、豆類、日本では見たことがない青みがかったタマゴなどを売っていました。ごった返すなか、たくさんの人が買い物をしていました。夕食の献立を考えながら買い物をする主婦の真剣な表情はどこでも同じです。市場内に入ると、たくさんのものが山積みにして売られていました。鳥を豪快にさばく女性など、ここでも女性パワーに圧倒されました。桂林でよく目にした三輪トラック、市場でも物資の運搬に大活躍していました。
市場(場外販売)

野菜の販売

タマゴの販売(茶色や青味がかったタマゴを売っていた)

市場内はいろいろなものが山積みにして売られている。

鳥を豪快にさばく女性

物資の運搬には三輪トラックが大活躍

2016年9月25日日曜日

中国 桂林を訪ねて(11) 陽朔

 漓江下りの遊覧船は陽朔に着きます。陽朔は 「陽朔の山水は桂林一」と古来から言われているように、街のすぐそばに奇峰、奇岩が迫る美しい街で、たくさんの観光客が訪れています。商店街にはたくさんの土産物店が並んでいます。似顔絵屋さんが日本の「名探偵コナン」の絵を描いていたり、店先で刺繍をしていたりするのを見て歩きました。ゆっくりしていると、店の人の巧みな言葉につられて思わぬたくさんの買い物をしてしまいそうです。ここからバスに乗り、途中、橋の上から漓江の山水の風景の見納めをしたり、少し走ったところでバスを止め月亮山を見たりして、桂林中心部に帰りました。

陽朔の商店街に向かう

土産物店が並ぶ商店街

似顔絵屋さん(名探偵コナンの絵を描いていた)

店先で刺繍をしている


陽朔の橋の上から漓江の見納め(陽朔の山水は桂林一といわれる)

月亮山(陽朔の南西約10km。石灰岩の風化で中腹に満月状の穴が空いている)

2016年9月24日土曜日

中国 桂林を訪ねて(10) 漓江下り②

 漓江下りは4時間の船旅ですが、次々と現れる墨絵の世界や、川辺の草地では牛の放牧をしていたり、筏船で川面を行き来していたり、水鳥がのんびりと水浴びをしたりしている様子をながめているうちにあっという間に時間が過ぎてしまいました。
漓江下り①

漓江下り②

漓江下り③

漓江下り④

川辺の草地では牛の放牧

筏船は今でも重要な交通手段

水鳥がのんびり水浴び

2016年9月23日金曜日

中国 桂林を訪ねて(9) 漓江下り①

 3日目、今日は今回の旅行のハイライト漓江下りの予定です。少し雨が降って降っています。がっかりしていると、「晴れているより涼しく霧が出て墨絵の世界になるので絶好の天気です。」とガイドさんが言われ、それもそうだと思い返して出発。竹江の船着場に着くとたくさんの船が停まっていました。これから約83kmを4時間かけて下ります。船内は広く快適です。見所にさしかかるまで船内でガイドさんの差し入れの龍眼をいただいたり、操舵室をのぞいたりしながら過ごし、見所にさしかかるとデッキにあがり景観を楽しみます。幸い雨は上がり、霧が立ち込め正に墨絵の世界が目の前に現れました。長時間デッキにいて疲れた頃船内でランチです。バイキング形式になっているので美味しそうなものをとり、青島ビールと共にいただきます。

竹江船着場から乗船

船内

操舵室

龍眼をいただく

デッキで景観を楽しむ


ランチはバイキング

2016年9月22日木曜日

中国 桂林を訪ねて(8) ナイトクルーズ「両江四湖」

 夕食を済ませて夜はナイトクルーズ「両江四湖」。桂林市内4つの湖を船で遊覧します。ライトアップされた湖畔の日月塔を船上から見たり世界中の橋を模した19の橋をくぐったり、湖畔で催されている器楽演奏や船の近くでやって見せてくれる鵜飼を見たり、船内での笙に似た民俗楽器の演奏を聴いたりしながら1時間のナイトクルーズを楽しみました。民俗楽器を見せてもらいましたが、何という楽器か聞きそびれて分かりません。


日月塔

世界中の橋を模した橋をくぐる①

両江四湖(世界中の橋を模した橋②)

両江四湖(世界中の橋を模した橋③)

湖畔では器楽演奏をしている

湖畔のレストラン

船の近くで行われる鵜飼

いろいろな色のライトの光に浮かび上がる鵜飼船
船内での民俗楽器演奏


民俗楽器を見せてもらった