2016年6月30日木曜日

京都を訪ねて(5)詩仙堂③

 詩仙堂の建物から出て庭園に向かいます。池があり周りに斑入りの葉の半夏生がたくさんありました。キキョウやアジサイもきれいに咲いていました。木立の緑がきれいです。段差のある庭園はサツキ、紅葉と四季を通して楽しめるように設計されています。季節を変えて是非訪ねてみたい庭園でした。
庭園に向かう

池の周りに斑入りの葉の半夏生が咲いていた

キキョウ

ガクアジサイ

緑が美しい

2016年6月29日水曜日

京都を訪ねて(4)詩仙堂②

 詩仙堂は正しくは凹凸窠で、詩仙堂はその一室だそうです。嘯月楼という変わった建物もあります。室内は撮影禁止で撮影できませんが室内から外の庭は写すことができます。回遊式庭園です。部屋に座って静かに庭を眺めていると心が落ち着きます。丈山もこうして庭を眺めて過ごしたのでしょうか。
嘯月楼

回遊式庭園

庭園を眺めていると落ち着く

丈山もこうして庭を眺めて過ごしたのだろうか

2016年6月28日火曜日

京都を訪ねて(3)詩仙堂①

 八大神社の隣に詩仙堂があります。詩仙堂は江戸時代初期の文人石川丈山が造営した山荘跡です。石川丈山は広島浅野藩に仕えていたこともあり、丈山が厳島神社に奉納した絵馬に千畳閣で出逢ったことから、(2013年10月18日のブログで紹介)京都に行ったら是非訪ねてみたいと思っていた場所です。「小有洞」という簡素な門をくぐり、竹藪の間の石段を上ると、内門「老梅関」に着きました。「老梅関」をくぐると早速茅葺屋根の建物が目につきました。

詩仙堂門「小有洞」

詩仙堂石段

詩仙堂内門「老梅関」

「躍淵軒」の茅葺屋根が見える

2016年6月27日月曜日

京都を訪ねて(2)八大神社②

 八大神社は永仁2年(1294年)祗園八坂神社を勧請して創建された古社で一乗寺の氏神です。大正15年に造営された立派な社殿が建っていました。ころころっとした可愛い狛犬がいました。苔むしています。宮本武蔵の銅像も立っています。武蔵は「我れ神仏を尊び神仏を恃まず」の言葉を残しています。
八大神社社殿(永仁2年(1294年)祗園八坂神社を勧請して創建)

狛犬(阿形)

狛犬(吽形)

宮本武蔵像(「我れ神仏を尊んで神仏を恃まず」という境地で戦った)

京都を訪ねて(1)八大神社①

 6月26日京都を訪ねました。まず宮本武蔵が決闘をしたのを見たと思われる初代一乗寺下り松があるという八大神社に向かいました。八大神社鳥居をくぐり参道を行くと、映画「一乗寺の決斗」のポスターが掲示してありました。初代下り松の古木は八大神社の境内に置いてありました。宮本武蔵は吉岡一門と決闘をすることになり、一度はここ八大神社にお祈りをしようとしたのですが、神仏に頼ろうとした自分の心の弱さに気づいて思いとどまり自分の力で戦おうと決心し、一乗寺下り松に行き勝つことがでたといわれています。

一乗寺下り松(この地で宮本武蔵が決闘をした)

道標(初代一乗寺下り松があるという八大神社に向かう)

八大神社鳥居

参道に掲示されている映画「一乗寺の決斗」のポスター

初代下り松の古木

2016年6月24日金曜日

縮景園NOW(2)

6月20日の縮景園です。午前中は雲の間から太陽が時折顔を出していましたが、午後は雨になりました。園内にはアジサイやクチナシ、ミヤギノハギが咲いていました。雨の縮景園もしっとりとした雰囲気で良いものです。
6月20日雲の切れ目から太陽がのぞいた

濯纓池

クチナシの花

雨にぬれるガクアジサイ

ミヤギノハギ

雨の縮景園もしっとりとした雰囲気で良い

2016年6月23日木曜日

広島県北広島町日山城跡草刈イベントに参加して(3)

 およそ2時間の奮闘で、倒木や下草もきれいになり、土塁や石積、築山の石も姿を現し分かりやすくなりました。下山後、例によって吉川元春館跡に移動し復元された台所のかまどで炊いた汁とご飯、漬物の昼ごはんをいただきました。いい汗をかいた後の食事の味は格別です。会費を払っての草刈りイベント参加でしたが、たくさんの山城が放置され、立入ることもできなくなっている中でいいアイデアだと思います。この企画がもっと広がるといいと思います。


倒木を撤去し下草を刈った中城

土塁石積もよく分かるようになった

築山の岩も現れた
吉川元春館跡の復元台所のかまどで炊いた汁と漬物、羽釜で炊いたご飯の昼食をいただく

2016年6月22日水曜日

広島県北広島町日山城跡草刈イベントに参加して(2)

 作業を割り当てられた中城・築山の郭に着くと早速大きな木が倒れているのが目につきました。これは大仕事になりそうです。大きな木の幹を切るのはチェンソーにお任せして、私は小さい枯れ木をノコギリで切る。久しぶりにノコギリを使うと、小さいノコギリでは枯れ木でもなかなか切れない。木よりも先に息が切れた。時々水分を摂って休みながら作業を進める。
中城・築山の郭では大きな木が倒れていた

大きな木の切断はチェンソーの出番

枯れ木をノコギリで切る

枯れていても小さなノコギリでは木よりも先に息が切れる

2016年6月21日火曜日

広島県北広島町日山城跡草刈イベントに参加して(1)

 6月12日 北広島町日山城跡草刈イベントがあったので参加しました。前回は誘導標識を立てました。今回は草刈です。山の麓の集合場所には草刈り機や鎌・ノコギリ・熊手などが用意されています。作業図で説明があり、私は2班。2班には中城地区の石積みや土塁周辺の下草・かん木・笹の刈払や、倒木の整理が割り当てられています。今回は慣れない機械を使うのは遠慮してノコギリで倒木の整理をすることにしました。それぞれ手に道具を持って出発です。
草刈り機

鎌・ノコギリ・熊手

日山城跡草刈イベント作業図

それぞれ道具を持って出発

2016年6月20日月曜日

尾道市向島(東部)を訪ねて(15) 帰途

 フェリーで尾道に向かいます。振り返ると向島岩屋山の切り立った崖が見えます。崖の上が尾道三山パノラマビュー地点です。尾道に着き、少しお腹がすいたので、海岸通りにあるお好み店に入りました。気さくなおかみさんが、人生訓がたくさん貼ってある壁の前の鉄板で焼いてくださったお好み焼きをとてもおいしくいただきました。たくさんのいい出会いがあった散歩でした。
海から見た岩屋山

尾道の桟橋に着いた

お腹がすいたので尾道の海岸通りのお好み店に入る

壁に人生訓がたくさん貼ってある鉄板でお好み焼きを焼いてくださる

2016年6月19日日曜日

尾道市向島(東部)を訪ねて(14) 尾道三山パノラマビュー 

 尾道三山パノラマビュー地点に向かいます。途中に大きな岩があり、「神行濯心」という文字が彫られていました。尾道三山パノラマビュー地点に着きました。手前に向島の造船所、海を隔てて尾道市街がよく見えます。三つの山が並んでいます。真正面に見えるのが西國寺山。山の中腹にある西國寺は700年代中期に創建されたと伝わる古刹です。その左に見えるのが千光寺山。山頂に近いところに建てられているのが806年に創建されたと伝わる千光寺です。西國寺山の右に見えるのが浄土寺山。麓に616年創建と伝わる浄土寺があります。三つの古寺がこの岩屋山に向けて建造されており、三つの山のパワーがこの岩屋山に集まってくる位置関係です。この位置に立つと気のせいか力が湧いてきた感じがしました。


大岩に「神行濯心」という文字が彫られている



手前が向島の造船所、海を隔てて尾道の市街が見える

尾道三山(真正面に西國寺山、左に千光寺山、右に浄土寺山が見える)


2016年6月18日土曜日

尾道市向島(東部)を訪ねて(13) 大元神社

 大元神社に着きました。立派な社殿です。大元神社は昭和39年に大元大御神として勧請され、昭和44年に本殿が建てられた新しい神社です。神社西側から裏に回り、途中石地蔵が立っていたり、珍しいブラシの木の鮮やかな花が咲いているのを見ながら尾道三山パノラマビュー地点に向かいます。


大元神社参道

大元神社社殿(昭和39年勧請 昭和44年本殿落成)

大元神社西側に回ると地蔵像が立っている

ブラシの木(カリステモン)