2015年4月30日木曜日

三徳山三佛寺 投入堂参拝(2)

 本堂脇の案内図を見ながら危険個所や見どころなどの説明を受けます。山の上を見上げると文殊堂と地蔵堂の屋根がはるか高い所に見えます。入峰修行受付所(ここではあくまで修行のために入峰するのであって、観光登山ではない)で靴のチェックを受けます。滑り止めの無い靴や、金属が使われている靴はだめ。藁草履を買って履き替えて登らなければなりません。一人ずつ輪袈裟を掛けて山門をくぐると赤い欄干の橋が渓流に架かっています。宿入橋というのだそうです。いよいよ入峰修行の始まりです。途中野際稲荷の祠を通り少しゆるい坂道を上ると、目の前に木の根が網の目のように入り組んだ急坂に来ました。これがカズラ坂です。木の根をしっかりつかみながら、急斜面をよじ登ります。
案内図


本堂脇から見える文殊堂
山門をくぐり、宿入橋を渡って、ここから入峰修行の始まり

野際稲荷

カズラ坂

2015年4月29日水曜日

三徳山三佛寺 投入堂参拝(1)

 4月29日 鳥取県三朝町の三徳山三佛寺の投入堂にお参りしてきました。数年前の冬に訪ねたのですが、雪が降り入山禁止となっており、投入堂は下から双眼鏡で見るだけだったので、是非近くまで行ってみたいと思っていました。まず、輪光院の門前で大念珠を回し、煩悩を払ってから入山します。宝物殿の段には穏やかな表情の石像が並んでいます。いつの時代のものでしょうか。石段を上ると本堂がありました。ここで入山の心得をガイドさんから厳しく指導されます。7年間で5人もの方が命を落としておられるということで、少し不安になります。6人目にならないよう気をつけて登らなければなりません。
輪光院(まず大念珠で108つの煩悩を払う)

本堂下の宝物殿の段にある穏やかな表情の石像

本堂への石段

三佛寺本堂(県文)

2015年4月28日火曜日

広島駅南口Cブロック再開発工事NOW(9)

 4月27日の広島駅南口Cブロック再開発工事の様子です。こちらも高いクレーンを使って少しずつ鉄骨が組み上げられてきています。工事現場脇をカープ電車が走り抜けます。
広島駅南口Cブロック再開発工事(4月27日)

広島駅からCブロックを見る

高いクレーン

この一角に高いビルが建つ
Cブロック再開発工事現場脇をカープ電車が走り抜ける

2015年4月27日月曜日

広島駅南口Bブロック再開発工事NOW(21)

 4月27日福屋駅前店で開かれている岩合光昭写真展「ネコライオン」を観に行ったので、広島駅南口再開発工事の様子を見てみました。夏を思わせる暑さの中で工事は着々と進められていました。もう何階まで組み上げられているのでしょうか。西側に建つ福屋屋上の高さとほぼ同じ高さになってきました。
広島駅南口Bブロック再開発工事(西側から見る)

広島駅南口Bブロック再開発工事(広島駅側から見る)

広島駅南口Bブロック再開発工事(西側のビルの屋上から見る)ほぼ同じ高さになった。

今何階まで組み上がっているのでしょうか

2015年4月26日日曜日

土師ダムの鯉幟

 土師ダムを通りかかったところ、八千代湖に鯉幟がたくさん泳いでいました。心地よい風を受けてよく泳いでいました。この鯉幟一匹一匹に子どもの健やかな成長を願う気持ちが込められています。合わせてカープの優勝もよろしく!!
土師ダム(八千代湖)の湖面上を勢いよく泳ぐ鯉幟

八重桜が咲く湖畔から鯉幟を見る

2015年4月25日土曜日

昇鯉

 「どおかいのお~」という嘆きの声が広島のあちこちで聞こえてきます。今年の広島カープは期待が大きかっただけに、これまでの戦いぶりに意気消沈している人が多いことでしょう。そういえば今年は「昇鯉」にお参りしていなかったことを思い出し、早速お参りしてきました。まず、寺町にある真行寺の鐘楼の縁起のいい鯉瓦、次は広島城内にある護国神社に行きました。鳥居の前で鯉幟が空高く泳いでいます。拝殿前にある「昇鯉の像」よく撫でて拝むと願いが叶うとか。カープの優勝をしっかりお願いしました。対の鯉は「双鯉の像」ですこちらは「家内安全」「夫婦円満」「恋愛成就」この鯉にもしっかりお願いしました。早速今日は黒田が好投して、大量得点で勝ちました。さあこれからです。
寺町真行寺の鐘楼

鯉瓦

護国神社前で空高く泳ぐ鯉幟

護国神社拝殿前の昇鯉の像(難関突破・目標達成・開運出世)

双鯉の像(家内安全・夫婦円満・恋愛成就)

2015年4月24日金曜日

竹原・尾道を訪ねて(9) 尾道大橋・道標

 千光寺からは尾道水道がよく見えます。尾道大橋がよく見えました。今回の旅で最後に訪ねたのは出雲大社道の道標です。旧出雲街道に建っていたものだそうです。3月22日に「中国横断自動車道尾道松江線」が全開通しましたが、このルートはかつては銀の道として栄えていた道です。愛称「中国やまなみ街道」の全通により沿線地域の活性化が進むことでしょう。また日本遺産に「尾道水道が紡いだ中世からの箱庭的都市」として尾道の街が選ばれました。素晴らしいことですね。また訪れ尾道の魅力を発見したいと思っています。
千光寺から尾道大橋方面を見る

道標「出雲大社道」

旧出雲街道(シルバーロード)に建っていたもの

2015年4月23日木曜日

竹原・尾道を訪ねて(8) 千光寺山

 ロープウェイで千光寺山に登りました。山頂駅から展望台への階段脇に臥龍垣がありました。説明版によると、広島県東部緑化造園組合青年部による作品で尾道に伝わる龍伝説をモチーフとしているようです。この地域も水不足、大雨による土砂災害など水に関わる悩みがあったことが伺えます。龍伝説についてもう少し詳しく調べてみたいと思います。展望台広場に着くと、ここにも園鍔勝三の作品「あけぼの」がありました。展望台付近一帯の八重桜が満開で、その下で弁当を広げ花見を楽しんでいる人がたくさんいました。千光寺に向かう道では、猫がうずくまって何かアピールしています。よく見るとトカゲを咥えています。上手く捕えたことを自慢しているようです。千光寺本堂手前の三十三観音堂では大きな念珠を回してお祈りをしている人がいました。カチカチという玉の音で煩悩が一つ一つ払われていくような気がしましたが、これがまたすぐ帰ってくるので困ったものです。
臥龍垣(尾道に残る龍伝説をモチーフとしている)広島県東部緑化造園組合青年部制作




園鍔勝三作「あけぼの」

八重桜の下で花見を楽しむ

トカゲを捕らえ得意そうな猫

幸せを念じながら大きな念珠を回す

2015年4月22日水曜日

竹原・尾道を訪ねて(7) 尾道本通り商店街

 尾道本通り商店街を歩いてみました。おのみち林芙美子記念館が無料で公開されていたので入ってみると、奥に林芙美子の部屋がありました。園鍔勝三作の大黒天にも出逢いました。店前にチョークで桜が描いてありました。なかなか上手いものです。尾道帆布の店には織機が展示してありました。商店街が美術館のようで、楽しく歩くことができる通りです。
林芙美子の部屋

園鍔勝三作の大黒天

チョーク絵の桜

帆布を織る機械

2015年4月21日火曜日

竹原・尾道を訪ねて(6) 尾道の夜景

 夜、尾道の海岸沿いの遊歩道を歩いてみました。夜の散歩もいいものです。港の長い雁木にはたくさんの漁船が係留されていました。千光寺や天寧寺の塔がライトアップされて幻想的な雰囲気を醸し出していました。
海岸沿いの遊歩道

長い雁木に係留されている漁船

千光寺と天寧寺の塔がライトアップされ幻想的

2015年4月20日月曜日

竹原・尾道を訪ねて(5) 尾道 割烹食道の古時計と田面船

 4月11日~12日の竹原・尾道紀行後半です。竹原からJR呉線・山陽本線を乗り継いで尾道に向かいました。今回の旅の大きな目的の一つに「尾道の夜を味わう」というのがあります。尾道は広島市から近いので、いつも日帰りをしていて、宿泊したことがありません。尾道の郷土料理にこだわったおいしい店があると聞いたので是非味わってみたかったのです。その店は「割烹食道とこぶし」といって木造3階建の築110年の古い建物です。中に入ると今年103歳の古い時計が迎えてくれました。茶室風の感じのいい部屋で、おいしい尾道郷土料理をいただきながら、ふと床の間をみると不思議な船のおもちゃのようなものが置いてあります。店の方に聞くと、これは田面船(たのもぶね)というものだそうです。かつて、尾道港に寄港した千石船をモデルにしているようです。この地方では旧暦8月1日を「田面節句・田の実節句」といい、この日に初めて男児が生まれた家へは親類知人から出産祝いとしてこの田面船が贈られたのだそうです。また商家では商売繁盛・港の繁栄を願って得意先に贈る風習もあったようです。
割烹食道とこぶし(木造3階建)

103歳の柱時計(今でも現役で動いている)

田面船(かつて尾道港に出入りした千石船がモデル)

2015年4月19日日曜日

広島城の朝(8)

 4月18日朝 2週間ぶりに広島城の周りを歩いてみました。あれほどたくさん堀の水面を賑わわせていたカモ達はすっかり姿を消していました。また冬には新しい家族を連れて元気に帰ってきてくれるでしょう。木々は新しい葉を茂らせています。堀の北東端の被爆70周年を迎えるクスノキも元気にみずみずしい葉を茂らせていました。中御門跡前では被爆樹のマルバヤナギの新緑がとてもきれいでした。近づいてみると目立ちませんが花を咲かせていました。
堀のカモ達はすっかり姿を消した

広島城北東堀端の被爆クスノキは今年も新しい葉を茂らせている

南門前のマルバヤナギの新緑が美しい

目立たないが花を咲かせている

2015年4月18日土曜日

竹原・尾道を訪ねて(4) めずらしい植物

 竹原では今回珍しい植物に出逢いました。西方寺の普明閣への石段の下鐘楼の脇に松の一種だと思われるのですが見たことが無い樹木が立っていました。実の付き方が変わっています。また空き地に大きい葉のクローバーが生えていました。クリムソンクローバーというのだそうです。土地の一角に植えたところ土地全体に広がったようです。
西方寺鐘楼脇に見たことがない樹木が立っていた

変わった形に実が付いていた 何だろう

クリムソンクローバー