2018年6月30日土曜日

6月の尾道を訪ねて(5)本通り商店街

 本通り商店街では七夕まつりが行われていました。尾道市内の子ども達や高齢者施設のお年寄り達などの願いが書かれた手書きの短冊や輪飾りを竹に付けた七夕かざりが店先に立ててありました。道行く人を二階の窓辺から見物している猫もいました。「あじさいき」の一環で路上ライブも行われていました。
本通り商店街の七夕かざり

子ども達や高齢者施設のお年寄り達などの願いが書かれた短冊

猫も道行く人々を見物している

「あじさいき」の一環の路上ライブ

2018年6月29日金曜日

6月の尾道を訪ねて(4)

 今回は時間もあまりないので、古寺巡りはしないで、主に小路などを気ままに歩いきました。海岸通りには丸い窓の古い倉庫や、港町らしいデザインの店や面白い置物が置いてある店、古い蔵を利用したカフェなどがあります。
海岸通りの古い倉庫

港町らしい店のデザイン

店先の置物も面白い

古い蔵を利用したカフェ

2018年6月28日木曜日

6月の尾道を訪ねて(3)

 住吉浜まで来ました。住吉浜は町奉行平山角左衛門によって1741年に埋め立てにより築造されました。そのとき住吉神社も港の守護神として浄土寺より移されました。住吉浜の築造により北前船の入港が盛んになり尾道は商都として発展しました。境内には注連柱が建っています。注連柱は尾道が発祥の地であり、これは文政3年に奉納されたもので国内最古だということです。また大きな常夜灯もありました。寛政9年(1797年)に築造されたもので尾道市内最大級です。
住吉浜(町奉行平山角左衛門によって1741年に築造された)

住吉神社(1741年浄土寺より移し港の守護神とした)

注連柱(文政3年奉納 国内最古)


常夜灯(寛政9年築造)

2018年6月27日水曜日

6月の尾道を訪ねて(2)

 海岸の木の遊歩道を歩いて雁木まで来る。尾道は昔から多くの船が寄港しにぎわった街です。向島への渡船の桟橋ではサイクリストが待っています。向島を自転車で回るのでしょう。きっと気持ちがいいでしょう。ラーメンでも食べて腹ごしらえをして散歩を続けることにします。尾道といえば尾道ラーメンですが、今回は雁木カリーの店で雁木カリーラーメンを食べることにします。燻製卵ものっていて今まで食べたことのない複雑な味のおいしいラーメンでした。この店では釣りや野外炊飯などアウトドア体験も受け付けているそうです。家族や仲間と海岸でダッチオーブンで料理をして焚火を囲んで食べるのもいいでしょう。さあこれからまた散歩開始です。


雁木のある風景

向島への渡船の桟橋で船を待つ自転車


雁木カリーの店

雁木カリーラーメン

2018年6月26日火曜日

6月の尾道を訪ねて(1)

 6月24日尾道を訪ねました。尾道駅は今建て替え工事中です。駅前の林芙美子像にはあじさいの花が献花されていました。幼少時代を尾道で過ごした作家林芙美子(1903~51年)の命日にちなみ、「あじさいき」の催しが行われたようです。海岸に行ってみると尾道水道を水上オートバイで気持ち良さそうに走っている人がいました。店の軒先には尾道名物のデビラが干してありました。
建て替え工事中の尾道駅

林芙美子像にはあじさいの花が献花されている(「あじさいき」が行われた)

尾道水道で水上オートバイを楽しむ人

海岸の店の軒先にはデビラが干してある

2018年6月25日月曜日

荒谷林道 初夏の花

 雨が止んだので荒谷林道に散歩に出かけました。雨に濡れて林道脇の崖の苔の緑が美しいです。この時期キヌガサタケが出る場所に行ってみると、倒れていました。昨日が見頃だったようです。なかなかチャンスに恵まれません。斑入りの葉が目立つマタタビがたくさん生えている場所があります。よく見ると花が咲いていたり、花の後の実が葉の蔭から見えます。同じ実でもぼこぼこのかぼちゃのようなこぶのある実があります。これは「虫えい果」といって寄生昆虫が産卵することによってできるそうです。「虫えい果」の方が猫が喜んだり、漢方薬として効能が高いようです。私の好きなネムの花の咲く季節がやってきました。

荒谷林道の崖の苔

キヌガサタケが倒れていた

マタタビ(斑入りの葉が目印)

マタタビの花

マタタビの実

虫の卵が入ったマタタビの実「虫えい果」

ネムの花

2018年6月24日日曜日

初夏の倉敷を訪ねて(4)人力車に乗る

 川舟に乗ろうと乗船場に行きましたが満員で無理。どうしようかと思っていると人力車がありました。人力車には乗ったことがないし乗ろうかということになり、美観地区を15分で回ってもらうことにしました。途中でガイドしながら走ってくれます。なかなかいい体験でした。
人力車に乗ろうか

美観地区を15分で回る

誓願寺門前でガイド

本町通りを走る

2018年6月23日土曜日

初夏の倉敷を訪ねて(3)大橋家住宅②

 大橋家内部に入ってみると、土間があり荷車が置いてありました。土間から店の間や座敷に上がるようになっています。部屋は昼でも暗く、倉敷格子の窓から光が差し込んできたり、坪庭から採光するようになっています。台所に続く板の間で食事をするようになっており、一段高い畳が敷いてある場所は主人が食事をする場所なのでしょうか。床の間のある広い座敷もありました。畳の部屋はやはり落ち着きます。
大橋家土間の荷車

店の間

台所

主人の席は一段高くなっている

昼でも暗い座敷に倉敷格子の窓から光が差し込んでくる

坪庭

床の間のある座敷

2018年6月22日金曜日

初夏の倉敷を訪ねて(2)大橋家住宅①

 大橋家住宅の米蔵を改装したフレンチレストランで昼食後、大橋家住宅を見学しました。大橋家は元は豊臣氏に仕えた武士でしたが大坂落城後各地に住みましたが1705年倉敷に住むようになった家で、新田、塩田開発で財を成し、幕末には村役人を兼ねるほどの家だったそうです。築約250年の大橋家住宅は国の重要文化財に指定されています。長屋門を入ると前庭を隔てて塗屋造の主屋があります。軒裏・二階正面などを漆喰仕上げし防火性を高めています。米蔵にはなまこ壁が見られます。
大橋家の米蔵を改装したフレンチレストラン
大橋家住宅長屋門(国指定重要文化財)

長屋門を入ると前庭を隔て主屋がある

塗屋造(軒裏・二階正面などを漆喰仕上げしている)

米蔵(なまこ壁が見られる)

2018年6月21日木曜日

初夏の倉敷を訪ねて(1)駅前商店街~誓願寺

 5月に倉敷を訪ねたばかりですが、今回は旅好きの仲間と一緒にのんびり倉敷の旅を楽しみました。倉敷駅前から歩いて倉敷駅前商店街を通って美観地区へ。前回は閑散していたのに今回は露店も出てにぎやかです。声をかけて来たボランティアの明るい女子高生に訊くとくらしき朝市と言って毎月第三日曜日に開催されているようです。先日平日に行ったときは閑散としていて心配していたのですが、まち起こしに高校生まで参加しているのはいい試みだと思いました。足元を見るとデザインマンホールがあります。えびす通りを抜け本通り商店街の林源十郎商店や備前焼の専門店などを覗き誓願寺の門前に立ち門を見上げると見事な獅子の留蓋瓦が見下ろしています。軒丸瓦は菊の紋です。由緒ある寺の証です。この寺は浄土宗で1849年建立された寺のようです。
くらしき朝市(三斎市)が開催されてにぎやか

デザインマンホール

誓願寺四脚門

門の屋根の獅子の留蓋瓦(吽形)

門の屋根の獅子の留蓋瓦(阿形)と菊の紋の軒丸瓦

2018年6月20日水曜日

初夏の荒谷林道の野草

 6月12日 梅雨というのに良く晴れて、さわやかな風も吹き、気持ちの良い日です。そこで植物に詳しい友人と荒谷林道を散策しました。オカトラノオが咲き始めています。道端でひっそりと咲いているのはイチヤクソウです。これは一薬草と書き薬草だそうです。木の上ではイワガラミが咲いていました。キランソウも見つけました。オオハンゲはいつもの場所で咲いています。家に帰って我が家の庭をふと見るとオオハンゲを小さくしたような花が咲いています。写真を撮って調べてみるとハンゲ(半夏)のようです。これも薬草だそうですが、どこからか種が飛んできたのでしょう。それにしても我が家の庭は野に近いのを改めて思い知らされ、苦笑しました。
オカトラノオ
イチヤクソウ(一薬草)

イチヤクソウの花と実

イワガラミ


キランソウ

オオハンゲ

我が家の庭に咲くハンゲ
ハンゲの花