|
秀玉稲荷神社 |
道歩きをしていると、よく小さな祠や神社があります。由緒書を読んでみると、今まで知らなかった土地の歴史を知ることができます。秀玉稲荷神社は広島駅西高架橋麓、猿猴川の川辺に建っています。由緒書によると、この神社は広島城ができる前から、農耕の守護神として崇敬されていたようです。1555年ころ京橋川と猿猴川の分岐点の治水用築堤工事、段原比治山新開地に農業用水を引く工事がおこなわれ、その際の事故犠牲者を堤の守護霊として、後に秀れた魂の持ち主という意味で秀玉の神号を奉り祭祀が行われてきたようです。広島の町の発展の陰には、このような、多くの人たちの犠牲があったことを改めて知ることができました。
0 件のコメント:
コメントを投稿