歴史さんぽ
2014年5月1日木曜日
東広島市 並滝寺を訪ねて
4月27日東広島市志和町の並滝寺に行ってみました。この寺は天平5年(733年)に行基が開基したと伝わる真言宗のお寺です。戦国時代に戦乱に巻き込まれ焼失したり、福島正則に寺領を没収されたりして衰退していましたが、浅野氏の庇護を受け、現在のようなお寺となったようです。 寺では早速高い石段の途中に仁王門がありました。この仁王門は江戸時代に再建されたようですが、仁王像は運慶の作と伝えられています。残念ながら阿形は片目が外れて痛々しい状態となっていました。石段をさらに上り庫裏まで来ると、シャクナゲや八重桜が美しく咲いており、その先には下が漆喰で固められ、屋根は茅葺の竜宮造りの楼門が建っていました。楼門をくぐると、やはり唐様で茅葺の本堂がありました。この本堂は明和8年(1771年)に再建されたようです。
並滝寺仁王門(江戸時代に再建された。)
運慶の作と伝わる並滝寺仁王像(吽形)
並滝寺仁王像(阿形)目が取れてしまって痛々しい。
竜宮造りの楼門(庫裏の前にはシャクナゲが美しく咲いていた。)
唐様茅葺の並滝寺本堂(明和8年(1771年)再建)
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