歴史さんぽ
2014年6月24日火曜日
可部を訪ねて 鉄桶・鉄灯籠
下の浜明神社の社殿の前に用水桶が二つあります。よく見ると鉄の鋳物です。可部の鋳物工場が昭和43年に奉納したようです。神社の前の道を挟んで向かいにある明神公園には鉄灯籠がありました。説明板によると文化5年(1808年)に三宅惣左衛門によって鋳造されたもので細部の技巧も優れています。この地が川船の発着場だったことから、当時は毎晩灯が灯され人々に親しまれてきたようです。可部は昔から鋳物づくりのさかんな町です。探してみると可部の鋳物製品がまだいろいろなところにありそうです。
鉄製の用水桶(昭和43年奉納)
かわいいカエルが支えている。
明神公園にある鉄灯籠文化5年(1808年)鋳造 地元の人々に「船神さん」として崇拝されてきた。
精巧な造り(広島市指定重要有形文化財)
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