歴史さんぽ
2014年10月30日木曜日
広島市安佐南区古市辺りを歩く(3) 旧雲石街道沿いの古い建物
才ノ木神社からまた三川橋を渡って古市に引き返し、古川水鳥緑道を北に向かって歩いていると西側に蔵が高い石垣の上に建っているのが見えました。かつて麻製品を保管していた蔵だそうです。旧雲石街道側にまわってみると、かつて麻商を営んでいた古い木造の建物が向かい合って建っていました。東側の家はカフェになっていました。玄関脇には馬つなぎ石も置いてあります。今度時間がある時にぜひ入ってみたいと思います。西側の建物の蔵の脇に石畳がありました。かつてこの地域で麻づくりが盛んであったころ、古市には麻の繊維工場が50軒ほどもあり、古川では繊維の「けば」をこそぎ落とす作業が行われていたそうです。この石畳はそのために古川に通じる道でした。
高い石垣の上に蔵が建っている
旧雲石街道沿いの古い木造の建物(カフェになっている)
もと麻商の家
蔵には鏝絵(店のマークでしょうか)
玄関横には「馬つなぎ石」が置いてある。(馬車で物資を運んでいた頃の名残)
石畳は古川に向かっている(この道を通って麻の繊維の「けば」をこそぎ落とす作業をしに行った)
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