歴史さんぽ
2016年12月17日土曜日
広島県安芸郡府中町多家神社を訪ねて① 宝蔵檜皮葺屋根葺き替え工事見学
安芸郡府中町にある多家神社の宝蔵の檜皮葺の屋根の葺き替え工事が終わり、一般公開があるという記事が新聞に出ていたので、12月10日に行ってみました。すでに多家神社の境内にはたくさんの見学者が行列を作っておられました。何人かずつヘルメットをかぶって工事用の足場に上がって、工事担当の方に説明していただきました。檜皮葺は瓦葺では出せない美しい曲線をつくることができる耐久力、保存力の優れた日本独自の技術だそうです。檜皮葺建造物の保存をするためには「原皮師」によって採取された檜の皮を、たくさんの工程を経て屋根葺き用に檜皮整形され、葺師によってほとんど手作業で一枚一枚丁寧に重ねて葺いているのだそうです。たくさんの費用がかかるわけが分かりました。日本独自の素晴らしい技術を是非受け継いでいって欲しいものです。
屋根葺き替え工事の覆いが架かった宝蔵
ヘルメットを被って順番に見学
きれいに仕上がった檜皮葺の屋根
桧の皮を重ねることで美しい曲線の屋根が出来る
壁は校倉造り
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