歴史さんぽ
2017年3月23日木曜日
JR三江線に乗って(7)邑南町羽須美地域散策⑤ 琵琶甲城①
琵琶甲城跡に登ります。琵琶甲城は1543年に大内義隆が尼子氏の月山富田城攻めで敗退後、毛利元就が毛利領の北の守りのために廃城となっていた矢羽城を強化し志道(口羽)通良を籠らせたことから始まります。以後1600年4代口羽元通が毛利氏に従って萩に移り廃城となるまで57年間口羽氏の城でした。登山道脇にはイノシシやシカの防護柵が張ってあります。この地域も獣害に悩まされているようです。登山道は細い尾根道になっています。これでは大軍でも一人ずつしか歩けません。途中見張り台があったのではないかと思われる郭や、いくつかの郭、貯水池ではなかったかと思われる窪みなどがみられますが、学術的な調査が行われていないようで、詳細は分かりません。所々に誘導標識が設置してあり助かります。
登山道脇はイノシシやシカの防護柵が張ってある
細い尾根道が続く(大軍でも一人ずつしか通れない)
郭跡(見張り台でもあったのでしょうか)
郭跡(登山道脇に郭の跡が見られる)
城跡への誘導標識
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