2022年11月18日金曜日

津和野街道を歩く(2)

 津和野街道はかつて廿日市市と島根県津和野町を結ぶ官道でした。津和野藩主が参勤交代のために通った街道です。悪谷から松ヶ峠のかご立岩まで歩きました。木橋を渡って峠道に入ると急坂が続きます。特に急な場所には石段になっています。途中松ヶ峠案内板があり、蜂や熊、狼、狸などが出没する難所であったことが分かります。横山の裏側700m山腹を鉢巻状に通る辺りは安芸、周防、石見の山々が見えるので三国よこえと言われていたようです。峠を少し下ったところにかご立岩と言って参勤交代の殿様の籠を置いて休んだと言われる岩がありました。この急な坂道を籠を担いで上り下りすることは想像以上に大変だったことでしょう。
                                                      悪谷
                  木橋を渡る
               急坂は石段になっている
            松ヶ峠案内板(蜂、熊、狼、狸に注意)
                  三国横え
             かご立岩(殿様の籠を置いて休憩した)
 

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