歴史さんぽ: 東京を歩く（１）小石川後楽園

2023年7月15日土曜日

東京を歩く（１）小石川後楽園

　久しぶりに東京に行きました。今回は小石川後楽園を訪ねました。小石川後楽園は寛永６年（１６２９年）に水戸徳川家の祖である頼房が、その中屋敷（のちに上屋敷となる）に造ったもので二代藩主光圀の代に完成した庭園です。円月橋や唐門など中国趣味を取り入れた庭園です。蓮池の蓮や唐門前の池の睡蓮がきれいに咲いていました。九八屋は江戸時代の風流な酒亭の様子を表わしています。命名は「お酒を飲むには昼は九分　夜は八分にすべし」と酒飲みならず万事控えるを良しとする、との教訓によるそうです。数々の見どころがあり、気が付くと２時間以上滞在していました。