歴史さんぽ
2014年11月1日土曜日
広島市安佐南区 古市辺りを歩く(5) 八木用水
古市小学校の前に水路があります。これは江戸時代に造られた八木用水です。西原を中心とする地域は慢性的な水不足により干ばつに苦しんでいました。それまでもいろいろな方法で水を引く努力はされていましたがうまくいきませんでした。そこで桑原卯之助が太田川上流から水を引く計画を立て、綿密な測量と設計、地域の人々の協力により明和5年(1768年)この八木用水を完成させ、地域の農業の発展に大きく寄与したということです。以来現在まで活用され続けていますが、農地が減り、住宅が増えたことで下水道化するなど問題も起きています。古市小学校校門前の掲示板には浄化を呼びかけるポスターが貼ってありました。
古市小学校前を流れる八木用水
八木用水の上には国道から家に入るための橋が架けられている
八木用水は現在八木の鳴の取水口から長束二丁目の太田川放水路までの14㎞
八木用水浄化のポスター
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