歴史さんぽ
2017年9月15日金曜日
京都を訪ねて(11) 大徳寺②
山門は当初一階建てでしたが千利休によって二階建てにされました。その時二階部分の千利休の像が置かれたことが、秀吉の怒りをかい、そのことが切腹の遠因になったといわれているいわくつきの門です。山門の次に建っているのは仏殿です。最初の建物は応仁の乱で焼失しましたが1665年に再建された建物で、重要文化財に指定されています。その仏殿前に再建時に植えられたと考えられているイブキがありました。青空に映える法堂の鬼瓦を見ながら、奥に進むと大仙院があります。枯山水の庭園が見学できるようなので拝観することにしました。内部の写真撮影は不可ですが、室町時代に建てられた日本最古の方丈や特別名勝史跡の庭園等を丁寧に案内していただいたり、前住職のありがたい言葉の書やサインをいただいたりすることができました。
山門(千利休切腹の遠因になった?)
仏殿(1665年建造 重要文化財)
仏殿前のイブキ(仏殿再建時に植えられたと考えられる 京都市天然記念物)
法堂鬼瓦
大仙院門
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